開業したて整形外科院長の野望(無謀)日記。 |
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日経メディカル2004年10月号の182pに埼玉県済生会栗橋病院の外科部長先生の記事がありました。
「理不尽な境遇に怒れ!勤務医」というもので、内容は日本の現実を見ずに医療費削減を訴える政府への意見でした。 内容的にもとても共感できる話で、現場で働く中で増えていく仕事量とそれに対し削減されていく医療費の現実を指摘しています。 アメリカのある病院では医師に処方箋を「切らせない」そうです。 理由は、単純明快。「忙しい医者が処方箋を書くと、必ず間違えるから」。 実際、処方箋を書くのってすごく大変なんですよね。 何人もの患者がいて、似たような病名の患者がいて、処方箋に書いてカルテにも同じことを書いて。 例えばよその病院にかかっていた人が、骨折なりで入院する。 もともと内服していた薬がなくなる。家族は「こちらの病院で出してください」。 そして、中がなんなのかよくわからない薬をどばっと手渡される。 どうすればいいのかさっぱりわかりません。 とりあえず、薬剤部の方に調べてもらいますけどね。 実際の入院の原因に対する治療(骨折なり、腰痛なり)より遙かに頭の痛い問題だったりします。
by miya_sei
| 2004-10-12 10:43
| 雑談
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